東京高尾病院は、自然豊かな高尾山の中に位置しています。全病床数は331床で、内訳は、精神科治療病棟は161床、精神療養病棟は170床で、7棟の病棟から構成されています。急性期から慢性期、長期療養される患者さんまで、その方の病状に合わせた環境を整えています。
B棟42床、混合閉鎖・男子開放病棟
主に慢性期の患者さんを受け入れ、セルフケアレベルの維持・向上を目指しています。
C棟50床、アルコール専門閉鎖病棟 男子精神科療養病棟
アルコール性疾患の方を主に受け入れており、内科合併症のある方や、アルコール性認知症の方が増えてきています。断酒教育を実施しています。
D1病棟36床、精神急性期病棟
急性期受け入れ病棟としての機能と、症状の不安定な患者さんを対象としています。隔離室があり、措置入院患者さんの入院を受け入れています。
D2病棟47床、混合閉鎖病棟
急性期回復から慢性期の方まで幅広い対象の患者さんを対象としています。
E1病棟36床、混合閉鎖病棟
(内科合併症病棟)
内科合併症病棟。担送、護送の患者さんが多く、身体的疾患を併せ持った方も多くいます。
E2病棟60床、精神科療養・混合閉鎖病棟
主に精神科慢性期の患者さんが穏やかな療養生活を送れるよう心掛けています。
E3病棟60床、精神科療養・男子閉鎖・一部開放病棟
慢性期・長期入院の患者さんが多く、余裕ある生活空間で快適で安心した療養生活が送れるよう心掛けています。
看護部看護方針
- ・患者さんが安心して治療を受けられるよう、常に患者さんの立場に立ち、人格・人権を尊重した態度で接する。
- ・患者さんの安全と職員の安全を第一に考え、事故防止に努める。
- ・病院他部門のスタッフ・家族・地域との連携により、精神障害者の社会復帰に協力する。
看護部目標
- ・看護という専門職は、患者さんの命を預かっているという重大な職業だということを個々が自覚する。
- ・患者さんの個別性・病状を的確にとらえるとともに、安全を第一に考えた看護過程を展開する。
- ・患者さん・職員間の接遇の向上に努める。
- ・患者さんにより良い看護が提供できるよう、常に学ぶ姿勢を持ち、看護の向上に努める。