東京高尾病院

スタッフインタビュー鴇崎看護師

知識を深めるために看護師に

高校を卒業後、静岡で看護助手をしながら介護福祉士をめざしたのですが、病院に勤務すると医療に携わることが多々あって、医療に関わる仕事、ということで看護師になろうと思いました。

福島に行って准看護師を取得しましたが、准看護師だとできないことがあるし、自分の中で知識を深めたいという気持ちがあって、高尾看護専門学校に入学し正看護師の資格を取得しました。

高尾看護専門学校を選んだ理由は

実家は八王子なので、家から近く交通の便が良いという理由でした。７年位一人暮らしを経験したので、実家だとごはんが出てくるのがありがたかったですね（笑）。

高尾看護で学んだ身体面の知識は、職場ですぐに活かせると思いました。例えば精神疾患の陽性症状、陰性症状以外にも、咳・呼吸状態・バイタルサイン等の身体面も観察することが早期発見、早期治療につながると学びました。

あとは、嚥下が悪い患者さんが口からご飯を食べられるように、個別性を活かした学びを深めていきたいです。

患者さんとの触れ合い経験が学びへの意欲に

静岡で働いていた時に、当時10代の自分は「なんでこんなに患者さんたちが亡くなっていくのか、もっと早くわかれば患者さんの苦しさも少なくなるのか」と思うこともありました。

また、患者さんが少しでも口からご飯を食べたいとか、チーズやプリンも食べたいとか…もし自分の知識を深めたら、患者さんの希望通りにできることもあるのかな、と考えていました。

「患者さんには患者さんらしく生きてもらいたい」そういう使命感を持って、いま自分が意欲的に学べるのは、根底にそういう患者さんとの触れ合いの経験があったからかもしれません。

高尾病院を選んだ理由は

一番は、学校附属の病院で働きたいと思ったからです。実習が今の病棟だったんですが、その時の雰囲気、特に職員の患者さんへ笑顔で関わる様子が印象的で、ここで学びたいと思いました。

高尾病院の良いところは

高尾病院には緑に囲まれて、自然があるので良い。私がキャンプやアウトドアが好きなので、気持ちが安らぎます。患者さんも自然に囲まれ癒されていると思います。

仕事は8時半から16時半と、16時から9時までの二交替制で残業がほとんどありません。育児している方も休みを取りやすい環境ですし、ワークライフバランスが整っている職場だと思います。

病棟内では、職員間の仲がとても良く楽しく仕事ができます。声を掛け合い協力して患者さんへの援助も行っています。

もちろん、患者さんと上手くいかずストレスを抱えることもあります。そういう時は休みに出かけたり、おいしいものを食べたり、先輩に聞いてもらい解消しています。

いまの目標や夢

いま私が受け持っている患者さんは2人、１人は長期入院、１人は措置入院の患者さんです。それぞれ抱えておられる問題が１つずつクリアされて退院に繋げられることを目標として、日々援助しています。

いま、先輩方に優しく的確に指導していただけるので、業務も安心して仕事できています。今後は患者さんも安心して生活していただける様に個別を活かした看護を提供していくことが私の夢です。

最後は職場自慢で…

高尾病院は仕事もしやすいし、家庭を持ってらっしゃる方でも気持ち良く働ける病院だと思っています。病院全体の雰囲気が良いので、のびのびと仕事ができると思います。

とにかく笑いがあり、楽しく和気あいあいの病院です。悩み事があれば相談もできます。笑って過ごせるのは…看護師のチーム力の高さだと思っています！